2017.06.13 Tuesday 19:53
メトロポリタン美術館の服飾部門のキュレーターと、アメリカのヴォーグ誌の編集長のふたりを中心にしたドキュメンタリー。
涙が出るほどうつくしいドレスにみとれてたもんで、字幕あんま読めてなくてパンフ買っちゃったよー。
「鏡の中の中国」展の内覧会の場面。
ジャン・ポール・ゴルチェが、展示物に感激するなど素直な反応してて、洋服だいすき!感満載で、かわいらしくて笑ってしまった。
展示保護される古いドレスたちも良いが、ガラ招待客の各界のすごい人たちの新しいドレスに深いため息出た(うっとり)。
「ファッションはアートか?」というインタビューで、カール・ラガーフェルドが「とんでもない。ココ・シャネルはアーティストじゃない、ドレスメーカーだ」と言い切ってるのもかっこよかった。
「鏡の中の中国」展の芸術監督のウォン・カーウァイの言葉がやさしいのに強くてグッとくる。
毛沢東と仏陀の提案の辺りで、ぼんやり嫌悪感を抱くのはわたしがアジア人だからなんだろうか…とめずらしいことも考えた。
いろんな立場の人が、それぞれちがう考えなんだけど、ファッションに対する愛と、中国の文化に対する尊敬があふれてて、とてもステキ。
そんで「鏡の中の中国」展がワールドツアーすればいいのに!!と思うほど観たくなる。
せめて図録で!みたいよー!!(うおおん)