しろくま手帖。

基本3文。ムリヤリに3文。それ以外はココロのままに長文、乱文、やっぱり散文。

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曝涼展 at 岐阜県美術館
〜5月20日

前期展も行きたかったなー。


今年の11月から岐阜県美術館が改装のために閉館するので、その前の虫干しだそうです。
本来バックヤードで行う、虫干しや作品の状態調査の様子が、展示室で見れてとてもたのしかった。


順次調査や燻蒸をする作品が展示室に並んでいた。

作品をたのしんでもらう目的ではないので、解説はない。
お客さんが目録と照らし合わせできる番号が共に掲示されてるのみ。
細かいシワなど作品の状態が分かるよう照明も作品に向いていない間接照明だし、なんなら作品によって下ろされてたり裏返ってたりしてました。
(すごく見たい絵じゃなくてよかった…って好きな絵のタイトルや作家名覚えとらんだけど)


燻蒸といっても、薬品などで燻すワケではない。
ブラック・ジャックが野外で手術するときみたいなテントの中に作品を入れ、虫が生きていけないよう窒素を充満させてしばらく置いとくらしい。


作業は展示室で公開されていたが、特に何をしているかという解説するひともいないので「おじさんなにしてるんだろ」とか「おねーさんなにしとりゃあすの」とか気になって、そばにいた監視係さんに質問したりした。
分かる範囲で答えてもらえた(ありがたい)。

作品に負担がかからないよう、ボンベから直接窒素流し込まない(ホースが何か計器のような箱に刺さってたのについてたずねた)とか、薬剤使うと虫は死滅するけど環境のことを考えて薬剤を使わず窒素にしてる…とか。


熊谷守一の絵は好きなんだなと気づいてきた。
鯉のぼりの掛け軸かわいかった。



そしてフツウの所蔵品展も見てきた。


さきほどの曝涼展を経て正しく(?)作品展示してあるのを見ると「作品にライト当たってるって、なんて絵が見やすいんだろう」と感激できる。


◎坂倉新平
◎オディロン・ルドンほか外国絵画
◎杉山半次郎コレクション、
◎志野焼いろいろ


などのお題目。


杉山半次郎コレクションの杉山半次郎は萬松館のひとらしい。


外国絵画のコーナーで、iPad使って絵の裏側、紫外線で見たやつ、赤外線で見たやつ、X線で見たやつなどが見れる作品があった。
X線で見ると重ね塗りというか描き加えというか描き直し具合がよく分かる。
奈良美智もかなりそんなんなので、「アクリル絵の具でも見えるのかしら…」と考えていた。

去年のルドンコーナーでも見たっけ。
X線写真が展示してあっただけやっけ。
まぁいいや。


所蔵品といえば、ロビーには立体物がある。
あのひとは見たことあるけど、あのひと知らん…。
気になったので、受付のひとに聞いたらロビーの作品も入れ替わりはあるとのこと。
ついでに、ロビーの入口横にあったイメージまでわいてきた佐藤慶次郎のススキについて聞いたら「あれはあまり出てない」とのこと。
えー。そうだったのかー。

県展とか卒展とかでよく出入りしてた頃に展示してたのかなぁ(20年以上前)




県美のまわりは森っぽいので、新緑のこの季節は気持ちがいいんだよね。
お天気もよくてよかった。



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