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アンティークレース展 at 渋谷区松濤美術館

〜7月29日


ダイアン・クライスさんのコレクションらしいです。


午前中に行ってきたショーメと世界かぶるので、同じ日に見れてよかった…。

レースとか刺繍とかダイスキだけど、そういえばレースってどうやってつくられるか技法についてマッタクしらんかった。
レース編みってのがあるんだから編むもんだろうと思ってた。
いや、それだけじゃないというのは、うすうす気づいてたけど(うすうす?)。

なので、こういう道具でこうやって作られてレースが始まりました、というのが見れてとても興味深い。


それが時代がすすみ、位の高い人に用いられるようになっていったことで図案が複雑で華やかになり、あたらしい技法がうまれいくのがレースを見ていてよくわかる。


ひとつめの展示室は、レースそのものが展示されてるのが多かった。
ふたつめの展示室には、生活というかキリスト教と密着してたのが服の形になってた。


第一次世界大戦の連合国の紋章が入ったテーブルクロスとか、時代と政治の関わりは、図案が具象化してくるので、中世の貴族向きのそれとちがうけど、ため息が出るほど細かい。


とか言いつつ、いちばんインパクト強かったのは、扇(けっこうデカい)の骨が真珠質のやつであった。
べっ甲はカメのサイズを考えると別におどろかないけど、30cmはあろうかという骨が作れるほどデカい貝かぁ…と天を仰いでしまうほどでした。



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